2011/04/15
中期計画の重要性第九講「経営管理体制の確立」9-5
執筆者: staff
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目標管理の概要
2003/01/22
<目標管理の概要> 目標管理(Management by Objection)とは、目標を設定 してその達成度合いにより評価をするものです。つまり、目標で管理することであっ て、目標を管理することではありません。 目標管理の具体的なプロセスは 目標を設定する→目標を遂行する→達成度を測定・評価する となります。目標管理を効果的に行うには、自社の実態に即した目標を設定すること が欠かせません。 <好ましい目標管理に必要なもの> 好ましい目標管理を行うためには、 →目標項目ごとに管理を行うこと →自社及びその目標の特質に合わせた周期(どれだけの期間でチェックするか) を選択すること →定型のフォーマットによって管理されていること に留意する必要があります。特に定型フォーマットによる管理においては、 →目標が常に意識されていること →妥当な管理周期に基づく自社オリジナルのものであること が必要です。 <管理すべき対象> マーケティングという視点に立って管理すべき対象を、営業組織を例に見ていきま す。例えば、売上高が減少しているという場合、その原因として、顧客の減少・商品 販売量の減少・販促企画の失敗・営業社員の営業不足などが考えられます。しかし、 これらの要素は単独で存在するのではなく絡み合っているため、多面的にみることが 必要です。 営業においては、顧客管理、商品管理、販促企画管理、営業社員管理の4つを総合 的に組み合わせて管理することが必要です。 |