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2011/04/15
中期計画の重要性第八講「マーケティングミックス」8-2
執筆者: staff
商品政策の考え方
2002/12/17
 市場と商品の組み合わせによって、「誰に何を提供していくか」がマーケティング
の基本です。そして「誰に何を提供していくか」を検討する中で、市場や顧客を細分
化していくことになります。この細分化をセグメントといいますが、細分化の基準は
企業によって異なります。
 例えば女性をターゲットとするとした場合でも、年齢・所得・地域等の基準によっ
てターゲットの細分化が異なります。

<市場と商品の組み合わせ例>
 以下に「女性」をターゲットとした、市場と商品の組み合わせ例を紹介します。
  ・OLを対象に化粧品を提供する → 一点集中型
  ・すべての女性に化粧品を提供する → 商品特化型
  ・OLに「美」というコンセプトで商品を提供する → 市場特化型

<商品政策の考え方>
 商品とは買う人に対して満足や便益を与える財やサービスのことをいいますが、買
う人、すなわち消費者の好みは千差万別であり、商品政策を考える場合、ターゲット
を決めることが第一歩となります(*)。
 次に、ターゲットとなる顧客が何を望んでいるかを把握します。
 ターゲットとなる顧客の特徴や欲求を把握し、共通項をまとめ、ひとつの市場とす
ることがマーケットセグメントです。
 マーケットセグメントの目的は、自社にとって有利な市場(現在有する経営資源や
将来得るであろう経営資源を生かして自社が強みを発揮できる市場)を選び出すこと
です。そして、セグメントの要件は
  →自社が細分化したターゲットが他とは違う欲求などを持っていること
  →ターゲットが自社が対象とできる需要を持っていること
  →ターゲットにアプローチできる方法を持っていること
を満たしていることが必要です。
 例え伸びている市場であっても、自社がその市場で有利だとは限りません。伸びて
いる市場と自社が有利な市場は別物であり、自社の経営資源が生かせること、自社に
とって有利かどうかを考えることが大切なのです。

(*)例えば個々の商品を考えた場合、商品が先にできて後からターゲットが決まる
ことがあります。この場合でも、本当にそのターゲットが正しいのかをもう一度洗い
直さないと、ずれてしまうことがあります。ですから、商品政策においては、ターゲ
ットの選定が第一になります。

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