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2011/04/15
中期計画の重要性第七講「経営戦略の立案」7-5
執筆者: staff
事業分野を規定する
2002/11/18
 別稿「マーケティングと経営戦略」において、正しい経営戦略における正しさにつ
いて述べました。この正しい経営戦略を実践するために、まず必要になることが「事
業分野規定」です。事業分野規定とは、
  誰に何をどんな方法で提供するかを明らかにすること
をいいますが、この部分はマーケティングの根本に当たるため、きちんとされていな
ければ正しい経営戦略を実践することができない重要な部分です。

<事業分野規定のポイント>
 事業分野を規定する際には、以下のようなポイントに留意します。
 1.現在取り扱っている商品や現在の顧客に限定せずに検討する
 2.現在自社が提供しているサービスの「拡大」ならびに「絞込み」を検討する
 3.更に、現在属している事業分野の中においても 
    代替商品へ切り替える(商品政策による展開)
    新しい販路を作り出す(販路政策による展開)
といったことにより、新たに事業分野を作り出すことも検討の対象とできます。

<事業分野規定明確化のポイント>
 事業分野規定を明確化する際には、できるだけ簡潔な言葉で表現することが望まれ
ます。また、以下の5つのポイントを押さえておきたいものです。
 1.競争優位性→他社との違いをはっきりと示す
 2.単純性→よりわかりやすく
 3.シンボル性→社員さんをはじめ多くの人を動かすためにシンボリックな部分も
   必要
 4.両立性→既存の事業を否定することなく、新たな事業と両立していることが必
   要
 5.実行柔軟性→規定した事業を実行するための柔軟性も必要

 こうして明確化した事業分野規定をさらに
  →今日も、明日も有効なものか
  →明日も顧客に価値を与えるものか
  →市場や技術、経済の実態に合っているか
  →もし合っていなければ修正するか
といった視点でチェックして、初めて事業分野が規定できるのです。
 
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