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2011/04/15
中期計画の重要性第五講「管理会計」5-2
執筆者: staff
管理会計における利益の考え方
2002/09/19
 管理会計は自社の経営管理のための会計であって、経営判断のツールとして活用
すべきものといえます。また、財務会計における財務諸表のように形式が決まって
いるわけではなく、自社が管理しやすいようなやり方を取ることができます。
 以下に、管理会計における一般的な利益の考え方を紹介します。

<管理会計における利益の考え方>
 管理会計では、売上、費用、利益に対する3つの考え方があります。

1)右肩上がりの成長時代における考え方
 これは、自社の製造や販売に関する必要コストに利益を見積もることによって、
必要な売上高を求める考え方です。市場が拡大しており、がんばれば売上の増える
時代の考え方といえます。式で示すと以下の通りです。
  必要費用+利益=売上高

2)原価管理による考え方
 マーケットの拡大が見込めなくなると、売上高が頭打ちになってきます。そのた
め、予測される売上高で必要な利益を確保するために、かけることができる金額内
で費用を節約していこうという考え方が生まれます。これが原価管理の考え方です。
式で示すと以下の通りです。
  売上高−利益=許容原価

3)利益管理による考え方
 これは、自社にとって必要な目標とすべき利益をまず計画し、この利益を確保す
るために必要な売上高がいくらで、費用をどの程度に抑えるかを考える方法です。
式で示すと以下の通りです。
  利益=売上高−費用

 1)の考え方は、現在の経営環境下にはそぐわないといえます。一方、2)の考
え方は、一つの商品・サービスに対する考え方としては好ましいのですが、環境に
適応して新たな売上を創出するという発想に欠け、企業全体を考えるのにはふさわ
しくありません。
 企業経営という観点においては、3)の利益管理による考え方が必要となります。

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