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2011/04/08
中期計画の重要性第一講「企業とは、経営者とは」1-2(企業論1)
執筆者: staff
企業論1 「企業経営の目的」
2002/05/01
 「企業とは?」と聴かれたとき、皆様は何と答えられるでしょうか?
  「社会に貢献するもの」「半永久的な成長体」
など、いろいろな考えがあるでしょう。
 また、「企業経営の目的は何か?」と問われた時、皆様はなんと答えられる
でしょうか?
  「利益の追求」「社会への貢献」「お客様の満足を追及し利益も確保する」
こういった意見がよく聞かれるところではないでしょうか。

 私共では、企業とは、
  「社会的存在価値を認められ続ける集団」であり「社会の公器」
でなくてはならないと考えます。
 企業を取り巻く社会には、「お客様」「取引先」「株主」「社員さんとその
家族」「地域社会」「国や地方」「債権者」「地球環境」があります。こうし
た社会があればこそ、企業はその事業を行うことができるのです。そして、こ
れらの社会に対して貢献をし、その存在価値を認められなくてはならないとい
うことを忘れてはなりません。
 特に、企業を取り巻く社会の中で、お客様というグループだけが
「自社の商品やサービスに対して対価を支払ってくれる」存在
と言う点で、他の社会とは異なるのです。つまり、企業を取り巻く社会で最も
重視しなくてはならないものは、"お客様"であるという認識を持たなくてはな
りません。ですから、企業は「顧客に存在価値を認められ続ける集団」でなく
てはならないといえます。
 こうしたことから考えると、企業の目的は、
  「顧客を創造し続けること」
であるといえましょう。
 では、利益はどうなのでしょう。利益は企業の目的ではないのでしょうか?
利益をあげるためには、費用を削減するか、売上を増やすしかありません。た
だし、費用はゼロにすることはできません。よって、売上を増やすことが必要
になります。売上を増やすためには、顧客を新しく増やすか、既存顧客の利用
頻度を上げるしかありません。ですから、利益をあげ続けるためにも、顧客を
創造し続けなければならないのです。
 ここでの顧客創造とは、新規顧客の開拓だけを言っているのではなく、
  既存の顧客の変化し続けるニーズに応え続けること
も含まれるのです。

 そういった意味から、企業はお客様と言う社会の変化に対応していくことは
もちろん、新たに環境(ニーズ)を作り出すことが必要であるため、環境適応
(創造)業でなければならないと言えます。

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