2011/10/14
社会貢献と無情
執筆者: staff
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私は、宮崎はまゆうライオンズクラブの30年来の会員であります。当クラブは、伝統的にアイバンク活動を実施しています。 先日、県北のライオンズ会員で親しい友のご妻女が急死され献眼の申し出をされました。 早速、宮崎県アイバンク協会と共同し摘出と移植の手配を終了し、故人の篤志に報いることと淡々と手続きを執行していく中で、友人からご妻女が長く闘病生活を強いられていること。家族が温かくそれを支えていたこと。等々を聞かされ、その中で献眼を決意されたことに無常を感じました。 私は、過去100件を超す献眼のお手伝いをしてきましたが、いつもご遺族の無念な気持ちを感じながら、そのことで失明を防げれると自分の相克する気持ちを納得させてきました。 今回は、敬愛する友人のご妻女の献眼ということで、ご遺族の無念さをひしひしと感じながらの社会貢献でありました。 地域社会が健全に発展することの基盤に「人が人を思いやる」というヒューマニティクな人間があることを改めて感じさせられました。 我々会計事務所はある面で無機質な数字の操作を日々繰り返しますが、その日々の仕事の中に会社の発展を思いやり、そのことを通して地域社会の発展に貢献するという、当社の社是を忘れないことを改めて感じさせられました。
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