2010/12/16
沖縄 みたび
執筆者: staff
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12月14から二日間学会で本年三度めの沖縄です。 弊社所属の日本医業経営コンサルタント協会の平成24年「沖縄学会」の第二回準備会でした。 当日は、宮崎も寒い日でしたが、沖縄も15度前後の雨模様で意外にさむい日でした。沖縄空港に11時前に着後、会議が夕刻からなのでレンタカーを借り出し、58号線を北上し、沖縄国際大学に友人を訪ねました。 今、話題の普天間基地の東側に隣接し6年前に普天間所属の航空機が墜落した大学で、現在もモニメントとしてその墜落の残骸が残してあります。 沖縄三大不思議の一つが、友人と話題になりました。 「失業率の高さ・有効求人倍率の低さ・県民所得の低さ」この社会の成熟度を判断する基準のすべてが劣悪な状態なのに、どうして沖縄県民と沖縄の地に「悲壮感」がみえないのか? 私的には、沖縄の歴史の中での隷属性に答えの糸口がありそうです。 琉球王朝時期に中国に依存し、江戸時代に薩摩に隷属を余儀なくさせられ、太平洋戦争時期に政治に虐げられ、戦後に米国の統治下におかれたという歴史の中で沖縄の人々は、自律的に生きていくことを強いられ、南国にみられるおおらかさ「ナントカナルサー」のDNAと合いまつた風土を築いたのだろうと思います。 小むつかしい議論は、さておいて、沖縄・・いいですよね。人と空気が作り出す風土がいいですね・・・時間がゆっくり流れ人々の笑顔と多少の雑踏感いいですよね・・・ソウキそばとオージービーフと酸っぱいステーキソース(A1ソース)、沖縄バヤリースジュースいいですよね・・・・・ 大好きです沖縄。 三大不思議の残り二つ。年金が月に二回支給されること。北海道の昆布の市場が最南端の沖縄が一大市場であること。 |