頼もしきかなクライアント
執筆者: staff
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前ブログで上京時のAPECの警備をお伝えしました。実は、当日頼もしい桜井会計事務所のクライアントを再認識させられました。 先週より風邪気味で、咳が止まらない状態でしたが、上京中、紀伊半島の上空で耳から「ポン」と音がし、耳に水が入ったような閉塞感状態になりました。会議中から、顔を上げ下げするたびに「ゴボゴボ」と音がするようになり難聴がひどくなり、会議終了18時前後には不快でたまらないありさま。 クライアントのT耳鼻科院長に電話で症状を伝えて判断を仰ぎましたが、大事ないとのことで安堵しました。 翌日会議中も話が聞きにくく、不快感が強まり、週末福岡出張予定もあり、中座し帰宮「T耳鼻科」に18時到着。 時間外の受診でしたが、受付の方は「大変でしたね、院長が待っています・・・・」白衣の天使のやさしい言葉に感謝。治療室に入ると、院長は笑顔で「おかえりなさい・・・」再度感謝。患者の気持ちをやわらげ、その後に治療を始める。医師としての素養を持つT耳鼻科はいつも患者にやさしく接している、地域医療を心から支援していると感心しました。 病院をホスピタルと言います、その語源はホテルにあります。中世以前の世界はシルクロードのような商路が張り巡らされることが発展の基盤として必要でした。今風に表現すると「インフラの整備」です。そこに商人・隊商の一夜を過ごす場所として宿(ホテル)が出現することになります。(経済学の一分野『経済地理学』に詳しく述べてあります、興味のある方は研究されてはいかがですか) 話が飛び飛びになりましたが、T院長は意図するかせざるか、そのことを知っておられるのだと感じました。疾病があるか、16時間歩きヘトヘトに疲れた商人か、笑顔で「おかえりなさい」と迎えられた人々は癒されます。 その癒しを感じさせることが、「所長お勧めの図書」連載中のドラッカーの知識の本質だろうと考えています。 また今回もすぐれたクライアントに教示を受けた自らを幸せ者と思えました。桜井会計事務所スタッフ全員で知識を共有したいと思いました。 T先生とスタッフ並びにM調剤薬局の皆様ありがとうございました。
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