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2022/10/26
帳簿の世界史
執筆者: staff

今回はジェイコブ・ソールの「帳簿の世界史TheReckoning」をご紹介します。

彼は、1968年米国南カリフォルニア大学に在籍し、会計学史の立場から近代政治や近代国家の起源の研究で籍をなしている。端緒はルイ14世のコルベール財務総監が近代国家建設にさいして国家財政と会計の面から改革を行ったという忠実に始まる。
テーマは【未来の資産価値を現在に置き換える帳簿が生まれるとき、世界が変わった】であり、
アダム・スミス、カール・マルクス、マックス・ウェーバー等が主張した「帳簿の力」とは何なのかを記述している。
結論として「その歴史の裏に帳簿を駆使する時々の会計人」がいたとしている。
かなり専門性が高い書物だが、会計の世界に生きる我々だけでなく、事業者の決算についての本源的な知見を助けるために有益であり、ご紹介いたします。
(カバー写真は、マリヌス・レイメルスワーレ「二人の収税人」)
内容は終章を含め14章から構成されている、第一章第二章は帳簿の発生と当時のイタリア商人が述してあり、以降の各章は随時読破されていいと思います。
終章は「経済破綻は世界の金融システムに組み込まれている」とかなりエキセントリックなタイトルですが、あわせて政府・企業はアカウンタビリティ(会計責任)を果たすべきという会計観の前提を主張している。
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