日本医業経営コンサルタント学会 東京大会
執筆者: staff
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じめじめ嫌なお天気ですね・・・しかし、雨不足だった宮崎には恵みの雨でもあります。 先日、東京で開催された『日本医業経営コンサルタント学会 東京大会』に二日間参加してまいりました。 日ごろの研究成果を発表し、意見交換するという形で進み、全国から1,500名以上の参加があり、非常に多くのテーマの講演を聞くことができました。日本医業経営コンサルタント協会の会員コンサルタントは、私たちのような税理士・公認会計士だけではなく、ドクターやナース等の実際の現場に従事する方や、薬や機械の業者、建築士、医療を取り巻く様々な職種の方で成り立っています。 そのために、一つのテーマでもあらゆる角度の意見が聞け、その場しのぎの研修とは異なり、刺激も大きいです。 今回の特別講演は、小泉純一郎氏が「日本の歩むべき道」の演題で開催されました。小泉氏は総理就任時に、『聖域なき構造改革』と称し、日本に多くの変化をもたらしました。 医療制度改革は小泉内閣の政権公約であり、小泉内閣は医療制度改革関連法案を国会で可決させ、医療業界に大きな風を吹き込み、私たちも困惑したのがつい最近のように思えます。その小泉氏が医業経営コンサルタントの大きな学会で講演、始まる前からわくわくしておりました。 小泉氏の話は、非常に聴きやすく、本当に人を引き付けることに長けてる方だなぁと感じ、約2時間色々な話がありました。戦後復興後の日本の状況や、靖国参拝の話、今回の震災のことももちろん話されました。 しかし、小泉氏の結論はどの角度の話からも一貫して一つ・・・・『向上心』 『一身独立して一国独立』・・・・もし、小泉氏が現在も内閣総理大臣のお立場でこの言葉を発せられたら問題なのでしょうが、私は一人の人間として、税理士として原点に帰る良い言葉をもらったなと思いました。 今回の学会で得たことを、日ごろの業務にフィードバックできるように復習します。 桜井裕子 |