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執筆者: staff
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新燃岳の300年来の噴火から三週間を数えます。たくさんの方々が不安と不自由な日を続けています。空振なるものも、灰も宮崎に居座り、昨年来の自然の恐ろしさに驚愕する日々であります。 さて、二月は毎年毎週上京いたしますが、20世紀の人間の利器の最たるもの「飛行機」も自然の力の前に頭を垂れる思いです。上京のたびに、飛行機の運航状況を勘案し、上京便の振り替えにドタバタする始末です。 大きな被害を受けた県民の方が大勢おられますが、自然の前にすべての分野に影響を感じる今日この頃です。 経済の世界では、景気の波動が限定的なものを好不況といいます、経済史の正常な景気の波動ではなく、すべての分野に及ぶものを「恐慌」といいますが、宮崎はその恐慌状況をにあるのではと思われてなりません。 中国[史書に「禍福は糾う縄のごとし]とありますが小さな力ですが弊社は皆様のために何ができるのかを真剣に考えたいと思います。 |
執筆者: staff
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今年も、確定申告期になりました。弊社は25年来あるハウスメーカーのアパート経営オーナー会とタイアップして二月の土日に一斉に来所頂き確定申告をさせいていただきております。 今年も2月5日より開催いたします。25年のお付き合いのオーナー会の皆様と一年ぶりにお会いすることが、弊社の確定申告のスタートとなります。 一時期ほどではありませんが、不動産を活用しての節税メリットは依然としてあると思います。 節税メリットは短期的な節税すなわち一年間の税金総額を合法の範囲で節約する方法と、長期的すなわち相続対策として不動産を活用する方法に区別して考えることが肝要です。 不動産活用と節税をお考えの方は、弊社25年のノーハウをお教えいたします。上記「お問い合わせ」により相談を受け付けます。 |
執筆者: staff
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新年早々宮崎県は、穏やかな初春を迎えようとしていました。 しかし、1月26日52年ぶりという霧島山新燃岳が寺のごく、大噴火で山が燃え始めました。 いつもは、ハイキングコースで火口湖の周りに高山植物が輝くところです。 さらに、鳥インフルエンザの蔓延と昨年から故郷は大きな人知の及ばない自然災害におかされています。 このようなときにわれわれ会計人は何をできるのか事務所全体で考えようとしています。
2月からは、個人確定申告と贈与税の申告と会計事務所の繁忙期ですが、関与企業の皆様にはなにかとご迷惑をおかけすることと思います。 真正な申告に努めますのでご理解を頂きたいと存じます。 ことしより、日本で最大の会計事務所「名南経営」とのコラボレーションにより有意義な資料助言ができることとなります。担当者がお伺いする際にご案内をさせていただきます。
関与外の申告を必要とする方々に税理士会の社会貢献事業として当事務所では、確定申告期間の税務相談を無料ないし低額にて実施いたしております。 当事務所には、所長・専務・副所長と三名の税理士がご相談に応じています。お気軽においで下さい。事務上の都合がございますので事前に電話で予約を頂ければ幸いです。 |
執筆者: staff
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12月14から二日間学会で本年三度めの沖縄です。 弊社所属の日本医業経営コンサルタント協会の平成24年「沖縄学会」の第二回準備会でした。 当日は、宮崎も寒い日でしたが、沖縄も15度前後の雨模様で意外にさむい日でした。沖縄空港に11時前に着後、会議が夕刻からなのでレンタカーを借り出し、58号線を北上し、沖縄国際大学に友人を訪ねました。 今、話題の普天間基地の東側に隣接し6年前に普天間所属の航空機が墜落した大学で、現在もモニメントとしてその墜落の残骸が残してあります。 沖縄三大不思議の一つが、友人と話題になりました。 「失業率の高さ・有効求人倍率の低さ・県民所得の低さ」この社会の成熟度を判断する基準のすべてが劣悪な状態なのに、どうして沖縄県民と沖縄の地に「悲壮感」がみえないのか? 私的には、沖縄の歴史の中での隷属性に答えの糸口がありそうです。 琉球王朝時期に中国に依存し、江戸時代に薩摩に隷属を余儀なくさせられ、太平洋戦争時期に政治に虐げられ、戦後に米国の統治下におかれたという歴史の中で沖縄の人々は、自律的に生きていくことを強いられ、南国にみられるおおらかさ「ナントカナルサー」のDNAと合いまつた風土を築いたのだろうと思います。 小むつかしい議論は、さておいて、沖縄・・いいですよね。人と空気が作り出す風土がいいですね・・・時間がゆっくり流れ人々の笑顔と多少の雑踏感いいですよね・・・ソウキそばとオージービーフと酸っぱいステーキソース(A1ソース)、沖縄バヤリースジュースいいですよね・・・・・ 大好きです沖縄。 三大不思議の残り二つ。年金が月に二回支給されること。北海道の昆布の市場が最南端の沖縄が一大市場であること。 |
執筆者: staff
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11月12から13日学会の九州地区会議参加で長崎にお伺いしました。久しぶりの長崎でしたが、季節はずれの黄砂で視界10メートルと最悪の天気でした。過日の漁船問題といい迷惑な隣国の訪問者です。 さて、坂本龍馬ですが、「龍馬」か「竜馬」か・・・軍配は龍馬に上がりそうです、団塊の世代では、司馬遼太郎の「竜馬が行く」が懐かしいですが。 龍馬は江戸時代終末期と明治維新でどのような役回りだつたか、考えてみました。 変革とか行動には、新たな思想が必要です。このパラダイムシフトともいうべき江戸・明治期の思想の観点から龍馬をみてみます。 思想の発現 大政奉還については、意外に江戸幕府内にありました。松平春嶽、大久保一翁、勝海舟といった幕閣が考えていました。 思想の展開 薩摩・長州・土佐各藩の学識者が倒幕の一つの方向として「大政奉還」を考えていた。西郷隆盛、桂小五郎、武市半平太、高杉新作、横井小南等々。 この思想の発案と展開の中で龍馬はどのようなポジ゜ションでありえたか?彼は、大胆な言い方をすると、豪商の縁筋でのびのびと育つたことから「ほどほど・おおらかさ」を持つた人物であり、社会経営学者ドラッカー流に定義すると『情報を成果に結び付ける知識を持つた』新進気鋭な人物だと思います。 そこから、新思想・観察法という情報を維新という成果に導いたところが白眉であります。逆説的には、その成果のための思想の卸やだったと思われます。たくさんの情報の中から売れ筋の商品(知識)を組み合わせて社会に見せていたのではないでしょうか。もちろんその根底には、『志』が脈々と流れていたことは周知の生き方であります。 善意の人々が沢山ですが、何をどうするのかを灯りをともし導いた龍馬の一面です、いかがでしょうか。 |
執筆者: staff
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11月13日に久しぶりに長崎にお伺いしました。おそらく三年ぶりです。以前は、宮崎・長崎間に快適に機内から道を歩く人が見えるような低空を飛ぶプロペラ機が就航していて、ジェツトと違いほのぼのとした時間を楽しんだものです。 今回は、事務所が所属している学会の九州地区役員会と研修会の参加で、福岡空港経由でJR長崎本線の利用です。この間は、約一時間程度有明海を沿って走るのですが、その車窓を楽しみにしていましたが・・・・・佐賀をすぎたところから雨雲か厚い霧の中にいるような状況で何も見えないまま長崎着。10分の遅延です。 そうです、中国船籍と石垣海保のトラブルが世間を騒がせていますが、黄砂です。それも半端ないもので視界10メートル前後のすごさです。 夜の稲佐山からの百万ドルの夜景とナイトクルーズはすべてキャンセル・・・・おかげでNHKの「坂本龍馬伝」の海援隊おぼしく、丸山料亭街と思案橋を徘徊してきました。 中華料理店『康楽カンロ』のちゃんぽんは絶品です。調味料はすべて中国のものを使用し料理人も中国系の方でした。 雑炊『一二三』もかなりおいしいです。思案橋にお店がありますが、眼鏡橋に面したお店のほうが気楽で一面のゴマが乗った雑炊と新鮮な魚貝がリーズナブルに堪能できます。 言わずもがな、町中「龍馬」一色です。 でも、根っからの長崎市民は冷ややかに「龍馬の遺跡遺物は何もないとよね・・・」何ですかねね、さすがNHKだと感心して帰りました・ 黄砂のおかげで外に出れないので暇にまかせて「龍馬はどのように幕末と明治維新」にかかわったのか考えました。 次回のブログでご披露いたします。 |
執筆者: staff
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前ブログで上京時のAPECの警備をお伝えしました。実は、当日頼もしい桜井会計事務所のクライアントを再認識させられました。 先週より風邪気味で、咳が止まらない状態でしたが、上京中、紀伊半島の上空で耳から「ポン」と音がし、耳に水が入ったような閉塞感状態になりました。会議中から、顔を上げ下げするたびに「ゴボゴボ」と音がするようになり難聴がひどくなり、会議終了18時前後には不快でたまらないありさま。 クライアントのT耳鼻科院長に電話で症状を伝えて判断を仰ぎましたが、大事ないとのことで安堵しました。 翌日会議中も話が聞きにくく、不快感が強まり、週末福岡出張予定もあり、中座し帰宮「T耳鼻科」に18時到着。 時間外の受診でしたが、受付の方は「大変でしたね、院長が待っています・・・・」白衣の天使のやさしい言葉に感謝。治療室に入ると、院長は笑顔で「おかえりなさい・・・」再度感謝。患者の気持ちをやわらげ、その後に治療を始める。医師としての素養を持つT耳鼻科はいつも患者にやさしく接している、地域医療を心から支援していると感心しました。 病院をホスピタルと言います、その語源はホテルにあります。中世以前の世界はシルクロードのような商路が張り巡らされることが発展の基盤として必要でした。今風に表現すると「インフラの整備」です。そこに商人・隊商の一夜を過ごす場所として宿(ホテル)が出現することになります。(経済学の一分野『経済地理学』に詳しく述べてあります、興味のある方は研究されてはいかがですか) 話が飛び飛びになりましたが、T院長は意図するかせざるか、そのことを知っておられるのだと感じました。疾病があるか、16時間歩きヘトヘトに疲れた商人か、笑顔で「おかえりなさい」と迎えられた人々は癒されます。 その癒しを感じさせることが、「所長お勧めの図書」連載中のドラッカーの知識の本質だろうと考えています。 また今回もすぐれたクライアントに教示を受けた自らを幸せ者と思えました。桜井会計事務所スタッフ全員で知識を共有したいと思いました。 T先生とスタッフ並びにM調剤薬局の皆様ありがとうございました。
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執筆者: staff
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11月8日から10日会議で上京しました。 羽田空港に到着するなり物々しい警察官の団体にビックリしました。 羽田はいつも警察官が多く常勤していますが、その員数と緊迫感に異常な感覚を持ちました。そうです、週末からのAPECの特別配備でした。 会議会場は日本橋で、空港から会場の間に国会・霞が関・皇居等々の重要機関があり、駅といわず高速道路といわず、すごい配備で、国会周辺は道路が機動隊の壁で遮断されている如くで、300メートル間隔に指揮車が配置されていました。 宿舎は、赤坂御所の近隣でしたが、ここがまたすごいです。24時間体制で警護されています。赤坂近辺には、主要諸国の大使館が多く、ホテルの人に聞いたところ二週間前から植栽とかビルの裏とかまで事前の捜査が始まっていたとのこと、警察庁・警視庁の方々御苦労さまと、心の中でつぶやきました。 横浜に事務所のある友人は、特別なIDカードを交付され、これがないと自由に行き来できないとのこと。大変ですね。 |
執筆者: staff
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桜井会計は、監査部門と会計システム部門に分かれておりますが、この両部門の日常生じる問題点・お客さまからの質問・業務上の疑義解釈およびスタツフが参加した各種研修会の報告等を毎週月曜日「監査部週例」の研修会で検討いたしております。 桜井会計は、税理士が三名、資産対策アドバイザー・公益法人アドバイザー・医業経営コンサルタント・マイクロソフトスペシャリスト等々本来の会計業務以外に得意とする分野を持つ集団であります。 監査担当者が日々の業務で複雑な事案に対応する際この検討会で議論し、適法・適切な対応策を決定いたします。 今回から、ホームページに検討会のヘッドラインをWhatsNewにアップすることといたしました。 ご質問等ございましたら、ホームペーシ゜右上蘭の「お問い合わせ』からお気軽に投稿してください。 なお、「今月の税務カレンダ」もご活用いただけると便利かと思います。 |
執筆者: staff
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11月宮崎神宮神武大祭を迎えると宮崎では、晩秋初冬を感じる時期になります。私ども会計事務所は紅葉・食欲・夏バテ等々で一般人と同じく秋を感じ、若者はクリスマスに想像をめぐらせ年寄りはまた一つ歳を重ねるのを溜息ながらに暮らす歳時です。 いまひとつ会計事務所は税務調査が多くなることで秋を感じます。確かに、経験的に9月から12月が税務調査の全盛期です。わが事務所も10から11月にわたり4件の税務署より調査依頼があり、関与企業と日程調整をし依頼の4件の調査を受けることとしています。 一般的には、税務調査に正当な理由なく遺棄するとかなり厳しいペナルテイが課せられますので日程調整は意外とストレスを感じながら対処します。以下のように終始します。 1.税務署ないし国税局から特定会社の調査依頼 ・・・・日程と期間 2.日程決定…事務所側では調査事項を勘案検討 3.調査実施…所轄税務署員会社到着 2から4人程度の調査官 2から4日 4.調査最終日…税務調査官から指摘事項の通知 義理からかも調査官は社長に『書類の整備もよく大きな問題はないと思いますが、先生にいくつか検討していただくことをお伝えしました・・・・・」てなことを言いながらお帰りになります。 5.指摘事項の回答のため、書類をひっくり返し、当時のことを思い出し、社員を聴取し、取引先に書類の再提出を依頼し、とにかく1日が26時間あればよいほど厳しい作業を繰り返します。 6.税務調査官と指摘事項について丁々発止の議論をくりかえし、何事もなく終了する(申告是認・指導)そこそこ利害が一致し会社の社長の理解を得て申告書を提出(修正申告)するか、課税庁と真っ向から意見見解が対立し(更生手続き)のいずれかの終局を迎えます。 更正以外はここで調査終了です。更正は、ある面で裁判も辞せずという強い信念と長い期間と裁判関連の費用が必要であり、最悪の局面で当事務所としては、回避したい場面です。 調査依頼から終了まで短くて1週間長ければ7週間程度の期間が経過します(更正を除く)
一般に『お土産』といわれるような姑息な調査の受忍は必要ないと思います。是々非々で堂々と調査に臨むのが私の調査対処の基本方針です。各位のご理解をいただければ税理士冥利に尽きます。 |