2010/09/20
ドラッカーについて(1)
執筆者: staff
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PeterFerdinandDruckerオーストリア生(1909/11/19~2005/11/11) フランクフルト大卒業後、経済記者、論説委員を務め、世界大戦当時ナチスドイツへの反抗記事を書き、ロンドンへ移住後マーチャントバンクのアナリストを務め著名を博す。その後渡米しニューヨーク大学教授となり著作とコンサルタイングを務める。とくに、GMのマネジメントを研究した「企業とは何にか」は経営技術の主体たる企業の本質を突く近代マネージメントの代表作と成る。彼の、研究分野は政治・行政・経済・経営・哲学・文学・美術・教育・自己啓発と多岐の分野に及び、終末期1900年以降のマネジメントと非営利組織ま台頭を予感させるものであった。アメリカ政府の経済顧問・大統領自由勲章をうけ、親日家であり日本政府より「勳三等瑞宝章」を授与されている。 さて、ドラッカーですが、日本でも多くの企業にかかわり、熱狂的な信者が多く、元経団連上田棹生、元ダイヤモンド社編集長藤島秀記、東洋経済新報社井坂康志、トヨタ自動車豊田章一郎、セブン&アイホールデイング伊藤雅俊、ユニクロ柳井正等600名で「ドラッカー学会」を創立し、各地でその哲学・手法の普及維持を図っている。 さてさて、では今なぜ日本でドラッカーブームなんか。堅い話は今までに説明したが、意外や意外【AKB48】のおかげなのです。AKB48のプロデュースにかかわった「岩崎夏海」の『もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』というとても長い題名の本が大ブレイクしたのです。 略して『もしドラ』で公式サイトありアニメありですごいことになっています。ドラツカーも草葉の陰から喜んでいるかもしれません。 |